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シンガポール・チャンギ空港のターミナル5の噂

先日の世界の空港格付けで、惜しくも第1位を逃したシンガポールチャンギ空港
ターミナルが4つあるチャンギ空港ですが、2030年代中頃の開業に向けて、第5ターミナルを建設しています。コロナの前にターミナル4が出来ていたのも驚きでしたが、更に拡張計画が進んでいるようです。

もともとは別の場所にあったシンガポールの空の玄関口。手狭になった事を機に、軍用基地であった現チャンギに移転したそうです。T1~3までは元々のターミナルを拡張する形で併設され、それぞれのターミナル間も、制限エリア、非制限エリア共に、自由に行き来が可能です。(※Tはターミナルの略、現地でもこの様に表記されています)T1~3では、事実上1つのターミナルの様に運用されており、シンガポール航空で飛ぶ際は、到着はT3だけど出発はT2という事も度々あり、出発とは別のターミナルでチェックインや荷物を預ける事も可能です。(※シンガポール航空のみであり、別の航空会社では不可)T1~3のターミナル間の移動は、入国せずに移動が可能で、スカイトレインと呼ばれる自動運転の列車が2~3分おきに運転されています。なおT4に関しては、少々離れており、シャトルバスでの接続になっています。

現在建設中のT5は、滑走路や誘導路で隔てられたチャンギ・イーストと呼ばれる空港東側の1080ヘクタールで建設されており、先日シンガポールを案内してくれたガイドさんによると、T1~4を合わせた広さよりも広いそうです。2.5KM離れた現ターミナルとは、T2から自動運転の地下鉄の様な形で接続されるそうです。その名も「automated people-mover system」、直訳すると自動の人輸送システム。最高時速80kmで運行する香港国際空港内の地下鉄を参考に建設しているそうです。また、同様に9m幅のトンネルで預入手荷物自動搬送システムも整備されるとの事。ターミナル間インフラだけで722百万シンガポールドル超えの予算を見込んでいるそうです。また、近隣にあるタナ・メラ・フェリーターミナルとの接続や、地下鉄MRTトムソン・イーストコースト線の延伸による新駅のSungei Bedok駅との接続構想もあるそうです。